Android版が10月8日に先行配信され、21日には遂にiPhoneでも配信が開始された『はがねオーケストラ』。
「はがね」と呼ばれる戦車っぽい武装車両に乗り込んで数々の作戦を遂行していくソシャゲ。同時にアニメ放送も開始していてPRにもかなり力が入っている本作を早速レビューしていきたいと思います!
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目次
はがオケってどんなゲーム?
画面に表示されている戦車(二足歩行などもあり)の形をした武装車両「ハガネ」を駆使して時には敵から逃げたり、時には敵を全滅させたりするためフィールドを縦横無尽に駆け巡るソシャゲです。
画面右下のレーダーをタップすると”指揮画面”が表示されます。
この画像の緑色のわけわからない機械(DEN-TAN)が喋ってるように、ハガネを動かすためには指揮画面にて”移動ルート”を指定します。つまりこの地図上でハガネをどのように動かすのか考えて、指でなぞる or タップしてルートを決めていくのがハガネの動かし方となります。
最初の画面を見た時にハガネを実際に動かすアクションゲームだと思っていたんですが、すっかり騙されました^^;
でも『はがオケ』はただのアクションゲームよりよっぽど奥深い”リアルタイムの戦略指揮ゲーム”だったのです!
ルートを決めるとハガネの映る画面へと移動して、実際に指揮した通りにハガネが動き出します。画面は茂みに隠れるため直進しているところ。
画面内には様々な情報があり、上のステータスバーにはゲットした物資、目標の敵数、ハガネの移動スピード、現在時刻(熱中してると時間忘れるから地味に助かるw)が表示されています。
移動スピードは「丘を飛び越える時に時速100キロ出てないと無理」な時に参考にしたりします。超ヘビー級の武装車両でも100キロくらいだせば丘一つ超えられるそうです(笑)
指揮画面ではフィールドに設置された仕掛け(スピードアップや射程アップなど)が表示され、ハガネの戦い方も4つの作戦からコントロールすることが出来ます。
・いけいけどんどん:撃ちながらルート通りに進行します。
・じっくりしっかり:攻撃する際は一度立ち止まってしっかりと狙いを定めます。
・さがってうって:敵との距離を保ちながら移動 or 攻撃をします。
・ひっかきまわして:攻撃しません。
フィールド上の障害物や多彩なギミック、ルート指示と作戦、そして敵の戦力状況をリアルタイムで判断しながらハガネに的確な指示を出していくという、もしかしたアクションゲームより忙しいソシャゲなのです!
魅力的な物語の演出
劇仕立てのストーリー
はがオケの物語は、要所々々で演劇タッチでシナリオが流れます。この時はセリフ送りも全てオートになり、各話の始まりにはカーテンが開く演出も加わります。
セリフをタップで送れない+演出が長い(ゲーム内で実際に説明されてるw)ため、右上に”カッチンメニュー”が用意されています。このカッチンがまた面白くて便利なのです!
カッチンメニューでは劇の再生速度変更、チャプター選択などブルーレイを再生した時みたくメニューが選べます。再生速度を高速にすると約2倍で進み、物語を読めるギリギリの速さになります。
それでも長い!時間が無い!という人には「ダイジェスト版を見る」という特別機能があります。これは劇の内容を30秒に”ギュッ”とまとめたダイジェスト版で楽しめるという機能です。あんまり物語は楽しめない、ゲームのシステムは好きだけどストーリー見るのはダルいって人におすすめですね(^^)
パズドラ見たくストイックににゲーム部分だけ遊びたいなら、カッチンメニューのカッチンをタップするとストーリーをまるごと”SKIP”出来たりもします。でも『はがオケ』の魅力はゲームシステムと同じくらい作り込まれた世界で様々なキャラクターが魅せる物語だと感じたので、出来ればSKIPせずに楽しんでほしいものです^^;
劇仕立て以外のストーリーパートでも基本的にセリフ送りは自動です。そんな時は左上に再生速度のコントロールバーが出てきますので、1.3倍/2倍/4倍速まで変えられます。チュートリアル時でも使えるので、必要ない説明はコレですっ飛ばしましょう。
ボーカロイドとコラボしたガイド演出
もう一つ演出として新しいなと感じたのが”ボーカロイドによるチュートリアルガイド”、通称「ゆかマキどうでSHOW」です!
マキ(左)とゆかり(右)の2人のボーカロイドキャラが電子の声でゲーム内のシステムを解説してくれます。漫才みたいな二人の掛け合いは面白いので、チュートリアルも楽しく見れますね(^^)
ちなみに、僕は再生速度を1.3倍速で見るのをおすすめします。声のトーンが1段階高くなり、より自然な電子の声になりますよ!(”自然”な”電子”って矛盾してる?^^;)
この「ゆかマキどうでSHOW」や”劇仕立ての演出”は資料からいつでも繰り返しみることができます。カッチンメニューで間違えてスキップしてしまった時なんかにおすすめです(笑)
ゲームを宣伝するためだけに作られたアニメ
冒頭でアニメ放送も同時に開始とお伝えしましたが、このアニメは普通の30分アニメではなく1話が約5分で完結してしまう短編となっています。
しかもこのアニメはゲームの宣伝をするためだけに作られた、史上初のマーケティングアニメなのです!
なのではがオケのキャラがアニメ内で話し合うのは「どうやってはがオケをより沢山の人にダウンロードして遊んでもらうか。」の1点のみ!
ランキング上位表示のためのDL数稼ぎやレビュー捏造まで、触れちゃいけないような売り込み方法もしっかりアニメで取り上げるブラックぶりは見ていてヒヤヒヤするけど思いのほか面白いんです^^;
まとめ〜はがオケ総合評価〜
マーケティングアニメやボーカロイドによるチュートリアルなど話題性が何かと特殊な方向に向いているソシャゲですが、ハガネを用いたバトルシステムは家庭用として発売して欲しかったと言われるほど奥が深い戦略ゲームとなっています。
またハガネもカスタマイズ次第では二足歩行したり、カエルみたいな形になったりと実は様々なパーツを組み替えることで見た目や性能を追求する楽しみも!
昔プレステ2で発売したバンピートロットのようなレトロな世界観がお好みの方はハマってしまうかもしれませんね( ̄ー ̄)ニヤリ
評価内容 |
評価 |
一言コメント |
グラフィック |
B |
3Dのバトルフィールドはポリゴン観が強く、ゲームキューブの初期のソフト程度のグラです。キャラクターも基本的にミニキャラなので割愛。ホーム画面に映る雲が動きますが、コマ送りなのでグラ自体は大したことないです。 アニメの絵は可愛らしいのでそこは1ポイント。 |
サウンド |
S |
全体的に明るめの音楽。特にバトルが始まる前のラッパ音が印象的です。パッパラ〜という感じでこれから始まるぞっという気持ちになります。 砲撃の爆発音も何気に迫力があってGood。 |
シナリオ |
SS |
無口で謎に包まれた主人公と荒廃した街で元気に暮らしているクスハなどの個性的なキャラクター達が繰り広げる劇仕立てのシナリオはボリュームも満点で楽しめること間違い無し!マーケティングアニメもクスッと笑えてサクッと5分で見れるのでぜひ! |
やりこみ度 |
SS |
2話目から敵がかなり強くなり、デフォルト装備では全く歯が立たなくなります。味方の援軍を有効活用しながら、早めに武器を開発してハガネのカスタマイズが求められます。地形やスキルなどの特性を覚えれば工夫次第で弱い武装でも勝てそうなのでやりこみ度は十分ありそう。 |
ゲームバランス |
B |
とにかく2話目から急に敵が強くなったのはビックリ!序盤から詰まることになるソシャゲはあまり無いので評価が別れるところです。1話のステージを繰り返し戦ったり、演習で玉鋼を稼いだりと反復してやり込む楽しみを見つけ出しましょう。 |
ゲームテンポ |
A |
劇仕立てのシナリオやチュートリアルなどセリフ送りがタップで出来ないのは難点。しかし早送りやダイジェスト、SKIP機能など配慮もあるのでそこは◎。バトルが最大2倍速なので移動など少々遅く感じるこも…改善求む。 |
バトルシステム |
SS |
ハガネを指揮するという言葉がぴったり来る戦略ゲームとして上手く出来たバトルシステムです。使えるハガネが増えていき、敵の数や使えるギミックの種類が豊富になってくると戦略の幅が広がりますます楽しくなりそうです。 |
操作性 |
S |
操作で迷うことはなく、快適に動きます。バトル時のカメラの視点操作がリバース操作じゃないのが個人的には操作しづらかったけど、これは遊ぶ人次第なので微妙なところ… |
マルチプレイの快適度 |
ー |
マルチプレイは今のところ実装されていませんが、ゲームシステム的には十分マルチも実装されそうな雰囲気です。今後に期待。 |
リセマラのしやすさ |
B |
タロット占いのところまででリセマラするのなら時間も掛からず、SSRも比較的出やすいので簡単です。しかしガチャをまわすところまでリセマラするなら回数は少ないし時間は掛かるしで正直疲れちゃうでしょう^^; |
総合評価 |
SS |
シナリオに引き込まれるソシャゲは個人的にはイメージが良い。ハガネのカスタマイズで自分がカッコいいと思う機体を作りたくなるし、作戦指揮も上手く役割分担させて、予想通りに敵を追い詰めた時の満足感は相当なもの。難易度のバランスが渋めだが、ゲームとは本来このくらい難しいものだったな〜ということを思い出させてくれる一本です。 |
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