原作は超人気のライトノベル「Sword Art Online(通称:SAO)」
アニメ化してその認知度は一気に日本中に知れ渡ったとても有名な作品です。
今年が元年とも言われる”VR”を使ったMMORPGによる冒険をテーマしていて、まさにゲーマーの憧れの世界といった設定と、MMORPG経験者なら誰もが頷ける”MMORPGネタ”がコレでもかというくらい盛り込まれています。
そんなSAOの物語を辿るスマホRPGが誕生しました!その名も『ソードアート・オンライン-メモリー・デフラグ-』です!事前登録者数25万人以上、8月31日にリリースされたばかりのソシャゲをレビューしていきたいと思います!
ちなみに僕はSAOのアニメを1期だけ見ているので期待値が大きいです(笑)
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溢れるSAOの世界観
本作『SAOメモデフ』はかなり原作の雰囲気を大事にして作られている印象です。
まず最初のタイトル画面。
スタートのアイコンが『Link Start』の文字になっています。これは原作でSAOの世界に入る時の言葉で、正に今SAOの世界に入るんだぞっという気分にさせてくれます。
更に個人的にお気に入りに演出がコチラ
まるで自分の意識や感覚がSAOの世界に転送されているかのようなロード画面の演出。コチラも原作のLink時の演出そのままで、原作を知っている人ならゲームに対するやる気がグッと上がる場面ですね(笑)
そして辿り着くのがタウンと呼ばれるホーム画面です。ここには現在リンクしている(遊んでいる)プレイヤーが表示されます。タウン内は自由に動き回ることができるので、めっちゃ攻撃モーションを繰り返してる人や、ひたすらジャンプしている人など、いろんな人がいます。
タウンでは動きまわる他にチャットでみんなとコミュニケーションを取るくらいしか出来ないので、あまり意味がない場所です。タウンと言うくらいなので施設などの要素が増えたり、それにともなってフィールドも大きくなると面白いのになぁと思いました。
『メモデフ』はクエストを攻略して行くことで物語が進んでいきます。アニメの展開に沿って進行するので、思い出のシーンなどを追体験して思い出に浸りながら遊ぶことが出来ます。
メインクエストの他にイベントクエや時間限定クエなんかもあり、時間限定は突然出現するので出たらラッキー!Expポーションと呼ばれるレベル上げに便利なアイテムをドロップするラグー・ラビットが出現するクエストがあります。
クエストをクリアすると報酬の入った宝箱が3つ出て来るので、その中から一つを選んでゲットします。追加で宝箱を開けたい場合はメモリーダイヤ(課金用のアイテム)を5個消費してもう一つ開けられます。
序盤のクエストでメモリーダイヤを消費してわざわざ開けるようなレアドロップはほとんど無いので、使ってしまわないように気をつけたほうが良いですね。
あと、個人的には真ん中の宝箱を開ける時はハズレアイテムを引く可能性がめっちゃ高いです^^;もう絶対に左右しか開けないと心に決めました(笑)
各クエストにはボーナスミッションが用意されていて、ボーナスミッションをクリアすると貴重なメモリーダイヤが貰えます。特定の時間内にクリアすると、ミッションランクがSとなり、獲得Expにボーナス20%が加算されます。レベル上げを効率よく進めましょう(*^^*)
クエストを始める前に”ブースト”アイテムを使うことが出来ます。これはコルや経験値を2倍獲得できるようになるレアアイテムです。メモリーダイヤを消費してブーストさせることも出来ますが、ココぞという時に使うと更に効率良くレベル上げが出来るので、大きなイベントの時など積極的にブーストしていきましょう。
滑らかモーションとスイッチが際立つ戦闘システム
SAOアニメの戦闘シーンを再現したかのようなアクション性の高いバトルシステムです!スワイプ操作でフィールドを縦横無尽に駆け巡り、タップで近くの敵に攻撃することが出来ます。画面左に表示されているソードスキルもワンタップで簡単に発動させることが出来ます。
画面を長押しすれば敵の攻撃を”ガード”することが出来ます。しかしガード値が無くなると約3秒間のスタン状態(行動不能)になるので使いすぎは禁物です。
またガードが出来ない遠距離武器は画面を長押しすることで溜め攻撃を行うことが出来ます。
そして『メモデフ』のバトルで一番特徴的なシステムが”パリィ”と”スイッチ”です。
パーティは最大3名+助っ人1名の合計4名で構成されますが、バトルに現れるのは自分の操作キャラ+助っ人の2名のみです。なので連れて行くパーティメンバーは”スイッチ要員”として使用することになります。
パリィとは相手の攻撃を弾くモーションのことで、敵の隙を作り出すことが出来ます。敵の目が赤く光った時にタイミングよく画面を上にスワイプするとパリィが発動します。
そしてパリィで作り出した敵の隙を突いて、味方に切り込ませるのが”スイッチ”です。パリィが成功した際にキャラクターアイコンをタップすると、キャラクターの持つソードスキルが発動して交代と同時に高ダメージの攻撃を当てることが出来ます。
このパリィとスイッチは原作アニメにも登場する有名なバトルシーンから取り込んだシステムなので原作を見たことがある僕としては「すげぇっ!」と思わず声をあげちゃうほどよく出来ていました。
最初は目が赤く光るのがパリィするタイミングだと気づかず、敵のモーションを見てパリィを狙っていたので全然成功しませんでした^^;
失敗し過ぎると味方がアドバイスがてらに話しかけてくれるので一緒に戦ってる感は感じられます。(フィールドには助っ人と2人っきりなんですが(-_-;))
攻撃を連続ヒットさせると、10コンボ毎に5%ダメージUPします。途切れること無く攻撃を繰り出すことでドンドンダメージを加算できるので、後半戦はコンボカウントを繋げるのが大事になってきそうです。
ボスとバトルする時は原作と同じ、ピラミッド型のライフゲージが表示されます。攻撃を当てるとゲージが減っていくので敵を倒す目安としても非常にわかりやすいです。ボスはかなり広範囲に攻撃を繰り出す場合があって、危険予知システムで攻撃前に攻撃範囲が赤く表示されます。回避行動かガードで攻撃に備えましょう。
敵が赤く光ると、ダメージは与えられるけどのけぞり(反撃できない状態)やダウン状態にならなくなります。攻撃しても隙ができないので反撃には十分注意して攻撃しましょう。
『メモデフ』では攻撃を当てるとダメージの効果が表示されます。
・Critical:高ダメージ
・Weakness:弱点を攻撃した時
・Regist:耐性あり
などなど。見た目でわかりやすいので、Registが表示されたら他の味方にスイッチして攻撃したりと状況を変化させる目安になります。
序盤はキャラガチャを早く回そう!
『メモデフ』ではキャラガチャと武器ガチャが用意されています。
一回につきメモリーダイヤを25個消費して、11連ガチャは250個で回せます。キャラガチャでは☆4が今のところ当たりですが、単発で10回引いてみたものの、かなり渋くて☆4=0、☆3=4、☆2=6と散々の結果でした(TдT)
第一期しか見てないので、せっかく当たった☆3のキャラも知らないキャラが多く、唯一☆3のキリトが当たったのが救いです...
『メモデフ』はとにかくメモリーダイヤがすぐには貯まりません。リセマラしようとしたら11連を回すのは効率がかなり悪いでしょう。僕の場合は数時間掛かって、「クエスト5−8」くらいで11連ガチャが引けるくらいメモリーダイヤが貯まりました。
キャラガチャはもちろんレベル1の状態でキャラを受け取ります。「クエスト5−8」だと敵のレベルは大体25くらいなので、引いたばかりのキャラだと正直勝てません。レベル上げをしに行くのも正直面倒で、Expポーションもメインクエストを攻略するだけだと15個しか所有しておらず、1キャラに使い切ったとしても足りません。
僕はそれを考慮して、1体でも☆4が出たら武器ガチャにメモリーダイヤを全部突っ込もうと思ったんですが、まさかの0体で終了してしまいました(-_-;)
素直にキャラが欲しかったら11連したほうが良いかもしれないですね!レベル上げは面倒だと思いますが...なんにせよキャラガチャはもっと早い段階で回すのが良いでしょう。そして武器ガチャに突っ込んだほうがクエストをスムーズに進めることが出来ます。
僕は「クエスト4」のボス・タイタンズハンドと戦った時、あまりの強さに勝てる気がしなくてメモリーダイヤで復活しちゃいました(笑)☆1のキャラをずっとパーティに入れていて、なおかつ装備もロクに持ってなかったのでダイヤに頼るしか無かったんです。でもそれくらい序盤からシビアな戦いになるので(もちろんアクションが得意な人はこんなに苦戦しないはず…)装備を手に入れておくほうがよっぽど進めやすくなります。(でもキャラ欲しいですよね^^;)
キャラ育成と能力解放
キャラ強化には専用アイテム”Expポーション”が必要です。時間限定クエストの「S級食材の落し物」などに出て来るラグー・ラビットを倒すと入手できる可能性があるのはさっきお伝えしましたが、もう一つ能力を上げる方法として「能力解放」があります。
能力解放を行うにはクエストで敵がドロップしたりクリア報酬でゲットできる”結晶”が必要です。攻撃力の結晶や防御力の結晶など、上げたい能力によって必要な結晶の種類や個数が変わってきます。
お手軽に能力値を強化できる「能力解放」ですが、「LV.◯アンロックキー」というアイテム+「それに応じたレベルに達する」という条件を満たしてないと次々と能力解放を行うことが出来ないので結局レベル上げが必要になっちゃいます^^;
しかし、メインのキャラを育成しながら同時に能力解放も行っていくとかなりステータスに差が出るので、めんどくさがらずに能力解放はこまめに行うと良いです。「Lv.◯アンロックキー」はクエストクリア後の宝箱やドロップで入手できます。レベルは10レベル毎にロックされてるので”10レベル上がったら解放”を繰り返しましょう(*^^*)
SAO-メモリー・デフラグ-総合評価
僕はソシャゲをやるときに演出によってやる気が左右されることがあるんですが、原作アニメなどを持つソシャゲはそういう雰囲気作りがとても凝っていて、メモデフのリンクスタートの画面や、攻撃があたってライフゲージが減るまでタイムラグなど細かい部分がとても作りこまれた作品という印象を受けました。
SAOを知らなくても、このソシャゲを遊んだら興味を持つ人もきっといるでしょう。僕はNetflixで視聴しましたが、人気のアニメなのでhuluなどでも見れると思いますので、少し覗いてみても良いかも(*^^*)
パリィのタイミングはシビアですが、上手く決まると爽快感が半端じゃ無いです。テイルズやスターオーシャンなどの戦闘システムが好きな人なら絶対に好きになると思うのでぜひ遊んでみてくださいね!
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2D絵でキャラクターにはアニメの挿絵を使用しているので特別美しいグラフィックというわけではないです。モーションは滑らか。
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アニメのBGMが多く使われているので、雰囲気が良く出ています。
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原作の物語を追体験するように進んでいきます。アニメの重要な場面が挿絵で使われていたりして、原作を知っているユーザーはニヤリとしてしまうでしょう。イベントクエストなどにチャレンジするとオリジナルのシナリオが楽しめるので、ファンにはたまらない感じ...
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難易度は用意されているものの、ストーリーは一度見たら余程お気に入りではない限りスキップしちゃうので、やはりキャラクターの強化がメインになりそうです。街の発展要素も特に無いので、戦いに飽きなければ程よく遊べる内容かと。
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バトルのアクション感が強めなので、強敵にも自分のアクションスキルがあれば勝てる可能性が出てきます。敵も程よく堅くてスキルもMP回復が早くバンバン使えるので爽快感がとにかくヤバイです。
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クエストの選択画面やパーティの編集画面など、無駄に往復操作する必要がある場合が目立ちます。それと、最初の画面リンクスタートのあとに画面演出がありますが、それが終わったらすぐ操作できるようになるわけじゃなく、ロード中の画面で一旦待たされるのが気になりました。演出が良いだけにこのテンポの悪さは残念です。
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とにかくパリィとスイッチ、そして遠距離攻撃など戦闘にアクションの強さを強調する操作がたくさんあってかなり楽しいです。コマンドRPGではない、SAOっぽいスマホRPGの戦い方です。
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操作性はスムーズです。闘う時もストレス無く指1本で遊ぶことが出来ます。
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まだ未実装ですが、このアクション性で協力プレイすればかなり面白いことになりそうな予感...
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出来なくはないけれど、11連引くまでにかなり時間がかかるので、単発ガチャを回すために周回することになります。正直時間掛かってムダなのでリセマラはあまりオススメしません。
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SAOファンの人でも納得のいく戦闘システムが実装されたソシャゲに仕上がっているんではないでしょうか。原作を知らなくても戦闘をガッツリ楽しむことができればやる価値はあります。MMORPGが題材なので難しい言葉も出てこないし、コレを機会にSAOの世界に触れてみてくださいね。
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