今アプリやブラウザで配信されている多くのRPG系ソーシャルゲームには、ハッキリとした「終着点」、エンディングがありません。
ソシャゲにおいて「ゲームが終わる」ということは、サービス提供が終わるということ。裏を返せばサービスの続く限り、プレイヤーにエンディングは訪れないのです。
ハマればずっと遊べる。だけど、苦楽を共にした彼らとの結末は用意されていない……
そんな曖昧なスマホRPG界に一石を投じた、「終わりのある」本格RPG『ヴァルハイトライジング』が今、ジワジワと話題になっております。
プレイする前に動画サイトで紹介PVを見たのですが、これがまた昔懐かしいRPGを思わせる良い出来……! 思わず目の奥が熱くなったのは内緒ですよ!!
そんなこともあり個人的前評判はかなり高めなのですが、実際のところゲームとしてはどうなのでしょうか。今回も生レビューでヒトツ、お付き合いくださいね♪
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目次
感動と興奮を、再び。重厚な「終わる」物語
さっそくゲームを始めてみると……
初っ端からなんかイイ感じ&動きのドット絵ワールドが!
そう――『ヴァルハイトライジング』のセールスポイントは「古き良きRPG」。
それに関しては細部にまでこだわりつくされており、ドットで描かれる世界もこれぞまさに「あの頃のRPG」といった雰囲気です。
ストーリーは、主人公とその仲間たちが封印された「神」の脅威から世界を救う王道冒険譚。
さまざまな試練、出会いと別れがキャラクターとプレイヤーを待ち受けています。
登場人物はみんな個性が立っていて、かつスタイリッシュ。
クリエイターもすこぶる豪華で、土林誠氏による洗練されたキャラデザや、澤野弘之氏が手掛けたメインテーマ・戦闘BGMでゲームがさらに盛り上がります。
懐かしくも新鮮なシナリオ、じゅうぶんに練られたゲームの雰囲気。
期待以上の楽しさが『ヴァルハイトライジング』では味わえることは間違いなし!
……ですがこのゲーム、一度リリースした後不具合によりサービス停止→再度正式リリースということがあった様子。
以降目立ったバグなどはなさそうですが、その点はちょっと不安要因ですね。
攻撃の要・ライズは召喚ガチャで入手せよ!
ソシャゲっぽくないと言えど『ヴァルハイトライジング』も立派なソシャゲ。数多の運と欲が渦巻くガチャだって、もちろんありますとも!
バトルで使う「魔獣(ライズ)」は、この召喚画面でゲットすることが出来ます。
召喚で排出される最高レアは☆4。
☆4ライズの中には、さらに☆5へ進化させることのできるものも存在します。
高い攻撃力とHPを持つ高レアライズは、ぜひとも序盤でゲットしておきたいところ。
初回の単発召喚でリセマラするのもひとつの手ですが、召喚システム解禁までのチュートリアルがなにしろ長いんですよね~……(;´∀`)
召喚に使う「ライズストーン」を500個貯めて11連を狙うほうが個人的にはオススメ。キャンペーンやログインボーナス、クリアボーナスで貯まりやすいハズですよ!
単純、なれど奥深い ライズバトルの進め方
バトルで主人公や仲間たち、ひいてはプレイヤーが操作・使役するライズ。
ライズ使いがその身に宿す、早い話がスタンド(Byジョジョ)です。(※ジョジョ知らない人は申し訳ないです)
バトルの進め方は、攻撃が届く範囲内に敵が来るように指でフィールドをなぞり、ライズを動かしていくシンプルなスタイル。
とはいえ、他のライズとのコンボやオーバーキルシステム、
強力&広範囲攻撃で一気に畳みかけることができる「オーバーライズ」など戦略性もバツグン。操作は本ッ当に単純明快なのですが、だからこそかなり中毒性があります……!
ドット絵ならではのノスタルジック迫力バトルに、どっぷり浸ってくださいね!
マルチは待ち合わせ? アイテムも手作りです
『ヴァルハイトライジング』には、最大4人でのマルチプレイ機能も実装済。
ルームコードを入力して、友だちとマルチを楽しむ待ち合わせ方式です。
なので、オンラインでサクッとマッチングするものではなく、基本は事前に示し合わせてからひとつの戦いに臨むことになります。ソロでじっくりと遊びたいプレイヤーさんには合わないかもしれません。
また、ゲームを進めていくと「ロンドール城」が解放。アイテムや装備品を作成することが出来るように。
回復アイテムとはいえドロップなどはせず(報酬としてプレゼントされたりはしますが)、ここで手作りするほかありません。
自給自足、それでこそリアルでシビアな冒険の鉄則! くれぐれも持ち込みアイテムの設定はお忘れなく……
新旧イイトコどり! ヴァルハイトR総合評価
懐かしRPG&ソシャゲのイイトコをギュギュッと詰め合わせた『ヴァルハイトライジング』、いかがでしたでしょうか。
RPGの醍醐味であったはずの「終わりの感動」を味わいたい、ゲーム好きな大人へ向けて作られた今作ですが、ソシャゲならではの良要素も組み込まれ完成度の高いゲームアプリとなっています。
ただ、「エンディングを迎えるソシャゲ」がストーリー終了後もサービス終了せず生き残れるのかはちょっぴり心配。
評価内容 |
評価 |
一言コメント |
グラフィック |
S |
懐かしのドット! 2Dイラストもカッコよくて素晴らしい。 キャラクターと同じく魔獣・ライズも土林誠氏のデザイン。こちらも妖しく美しい魅力がタップリです。 |
サウンド |
S |
担当は数々のアニメ音楽も手掛けてきた澤野弘之氏。ボーカル入りの戦闘BGMが特にオススメ。サントラ欲しい……と思っていたら、すでに配信されていました。 |
シナリオ |
A |
RPGの王道を踏まえつつ、「これから色んなことが起こりそうだな」とワクワクさせる伏線が◎。とにかく続きが、そして結末が気になるシナリオ展開です。 |
やりこみ度 |
C |
やりこみ要素は、主にライズの強化育成。オーソドックスなシステムで特筆すべき点はあまりありませんが、☆3でも☆5まで育てられたりするので頑張りがいはあるはず。 |
ゲームバランス |
A |
バトルの難易度は選択可。慣れれば慣れるほど楽しくなり、ドンドン高難易度にチャレンジしたくなります。 |
ゲームテンポ |
C |
システム画面で、一度見たストーリーのスキップ設定などもできます。やはり物語パートが主立ってくるので、純粋にバトルだけ楽しみたい人には不向き。 |
バトルシステム |
B |
シンプルイズベスト。でも戦略性強めという優等生。 |
操作性 |
C |
画面がごちゃっとすると、「次はどのライズが行動するの?」と分からなくなることも…… |
マルチプレイの快適度 |
- |
マッチングではなくルーム式。申し訳ないことに、周りにプレイヤーがおらず検討できませんでした……システムからしてきっと楽しいはず。 |
リセマラのしやすさ |
E |
リセマラ対象のガチャまでのチュートリアルが長いです。スキップを使っても結構かかります。それでも頑張りたい方は、「☆5に進化できる☆4」ライズを狙っていきましょう! |
総合評価 |
S |
随所に制作陣のこだわりが光る、昔ながらのRPG。その上でソシャゲのメリットも上手く組み込んだ良作になりそうな予感です。エンディングを迎えるソシャゲというのも新鮮ですが、結末を見終えたユーザーが去らないような「第二の楽しみ方」はあるのでしょうか。不安ちょっぴり期待多めでアップデート等楽しみにしていきたいです。 |
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