美少女✕ダンジョン探索型”大河”RPG『シノビナイトメア』がリリースされましたね(*^^*)
『ファントムオブキル』や『誰が為のアルケミスト』を運営するFugi&gumi Gamesの最新作ということで事前登録が異例の６０万人を突破していた、恐らく夏前にリリースとなったソシャゲの中でも一番注目されていたスマホRPGです。
豪華クリエイター陣が集結と公式サイトに書かれていた通り、メインテーマを担当した久石譲氏を筆頭に、オープニングアニメの監督に元永慶太郎氏（有名どころだと「PERSONA3 THE MOVIE #3」）、主題歌・キャラクターソングにElements Garden（「シャイニング」シリーズなど）を迎えています。
開発はディープなゲーマー層に高い支持を受けている「高起動幻想ガンパレード・マーチ」などを手掛けたアルファ・システムが担当しています。
スマホで遊べるゲームの限界を超えたゲーム提供を続ける”FgG”の最新スマホRPG『シノビナイトメア』を遊んでみたので早速レビューしていきましょー！
早速遊んでみたい人は下からダウンロード↓↓↓↓
目次
『シノビナイトメア』のストーリーは？
ゲーム開始直後にストーリーが唐突に始まって、恐らくキーとなるキャラの「狛犬」と「謎の少女」が主人公・サクラを尻目に言い争っています。どっちも良い奴っぽいから何で喧嘩しているのかイマイチ謎です．．．
話の大筋は、サクラを含む女の子４人の選ばれし「クノイチ」は忍の中でも物の怪を倒せる特別な忍です。それぞれ黄泉の国よりサムライを蘇らせ戦わせる能力を持つ彼女たち。その呼び寄せたサムライのせいで自分自身も穢れに侵されてしまい、穢れすぎると敵と同じモノ言わぬ人喰いの物の怪になってしまうそうです。
”穢れに侵される”という設定の面白さ
この”穢れに侵される”と言う設定がこのソシャゲのゲームシステムの良くも悪くも一つの肝となっています。ダンジョンに潜ってダンジョン内を歩く度に命の灯火が穢れに侵されていきます。画面真ん中上の家紋ゲージがどんどん黒くなっていくのが目印で、穢れに侵されていくと家紋ゲージだけじゃなく画面の上下にも黒い帯がウネウネと出現します。
穢されると、命の灯火の残量によってクノイチ達がどんどん弱体化していきます。敵から喰らうダメージが増えたり、逆に与えるダメージ量が減ったりと様々なマイナス補正がステータスを弱化していきます。この状態になるかどうかを予測して、適切にクノイチをメンバーチェンジしないと、僕のように２回も３回も序盤のステージ”春の沼地”でゲームオーバ〜することになります。
穢れに侵された身体は【温泉】に入ることで洗い流すことが出来ます！ココがこの美少女ゲームの穢れシステムのもう一つの重要ポイント！だったんですが残念ながら期待よりも全然興奮しない入浴シーンでガッカリでした^^;これなら昔の志村けんのバカ殿様の入浴シーンの方がよっぽど見応えあります（笑）
『シノビナイトメア』ではスタミナゲージみたいなものは存在しません。その代わりに使えるクノイチが全部で４人いて、それぞれが命の灯火ゲージを持っています。つまりこれが実質上スタミナゲージの代わりをしています。
ゲームの舞台は大きく春、夏、秋、冬の大陸に分かれていて春の国＝サクラ、夏の国＝ユリ、秋の国＝キキョウ、冬の国＝ヒイラギとそれぞれ季節の花の名前を冠するクノイチが冒険する時は穢れ量が”小”になります。冒険する国の出身キャラ以外で挑むと穢れ量は”中”です。
例えば「春の沼地」は春の国なのでサクラで挑めば命灯１００％の状態から約８０％に減るくらいに収まるけど、他のキャラで挑めば６０％くらいまで低下して任務終了します。この状態で続けて任務に向かうと高確率で穢れに侵され弱化が進みゲームオーバーです。
穢れに侵される具合はゲーム進行とともに、イベントをクリアすることで進行を遅らせたりすることが出来るようになるみたいですが、序盤は半分くらいまで命灯が減っていたらメンバーチェンジしましょう。
温泉に入らせるのも時間帯によって無料ですが、基本お金が多少掛かる仕様です。命灯の回復速度で値段が変わり、早くなる度に《＄１０００⇒＄４０００⇒幽晶石一個》となります。この辺はヘビロテで遊びたいプレイヤーにはちょっと不親切な設定だなーと思いました。一気に遊ぼうと思ってクノイチをステージごとに切り替えたとしても幽晶石一個を使う地獄温泉以外は定員がまさかの１名なので回復させられるのは最大２名まで。これはちょっと改善してもらいたいな〜と思いました。
※追記【温泉の機能上方修正について】
アプデを期待したいと言っていた温泉「長寿の湯」の命灯回復速度と定員が早速上方修正されました！仕事が早い（笑）回復速度が上がり、定員も１名から２名に増えています。これで少しはこのソシャゲをがっつり遊べますね！
※追記その２【穢れシステムの仕様変更】
なんと５月３０日のアプデで『穢れシステム』の仕様が大幅に改善されました！今までは命灯が低下するとサムライの能力が減少し、全滅の危機を幾度と無く迎える大惨事でした。『新・穢れシステム』では能力低下の代わりに”HPが減少”していくようになりました！しかもHP1でストップするようになっているので穢れのせいで勝手に死ぬこともありません！後は敵の攻撃が若干かわし辛くなっています。
『シノビナイトメア』のダンジョン探索は？
ダンジョンは不思議なダンジョンみたくマスを移動していく感じで、扉を開けるスイッチや一方方向にしか進めない通路など多彩なギミックが用意されています。宝箱やゼニー箱も目に見える形で置いてあるのでアイテム回収がしやすいですね。
敵は通常エンカウントゲージが溜まっていき、ゲージが高い状態で数歩歩くとバトルに突入という流れです。またボスやシンボルエンカウントを持つ敵もいて、その場合はノーマルエンカウントとは違ってステータスが高いので注意が必要です。序盤は動きませんが、物語が進んでいくに連れてシンボルエンカウントが動き出します。動きを読みながらその先にある宝箱を狙ったり、正面から真っ向勝負を挑んだりとダンジョン攻略は進めるほどに面白そうです(*^^*)
ダンジョン攻略は１ステージ大体５−１０分で終わります。任務達成の目印である”門”があるんですが、横に回りこんでも門が勝手にプレイヤーの正面に向き直っていて少し驚きました^^;ボスとかも同じように正面に向き直ります（笑）
『シノビナイトメア』のバトルシステムは？
そこらかしこにペルソナっぽさが．．．
シノビナイトメアのバトルシステムは最初に遊んだ時「ペルソナっぽいな」と正直感じました。どこがペルソナっぽいかと言うと、敵がダウンした際の追撃や総攻撃システムです。攻撃で敵のダウンゲージが減ると、ダウン状態になりダメージが大幅に増えます。そこにクノイチの追撃やパーティーメンバーの総攻撃といった演出があり、カットインから全員でボッコボコにするまでかなりのペルソナ感。
それとバトルBGMも何だかペルソナっぽいんです。ペルソナを遊んだことがない人は感じないと思いますが、ペルソナ３以降を遊んだことがある人なら分かっていただけるんじゃないかな？僕はペルソナが好きなので有りです（笑）
オートシステムとスキルの使用頻度について
オートシステムや二倍速もあるので雑魚戦はこの２つを使ってどんどん進めていけます。便利ですが一つ不便な点が、次回のバトルにオートや二倍速が受け継がれないため、雑魚戦で毎度毎度２倍速＋オートアイコンをタップしなきゃいけないことです。
※追記その３【バトルの設定機能改善】
５月３０日のアプデでオートモードと倍速機能をデフォルトに設定できるようになりました！オプション内の設定かクエストのメニューから変更が可能です。これでいちいちタップする作業から開放されてますます遊びやすくなりましたね＼(^o^)／
また画質をパフォーマンス重視とクオリティ重視のどちらで遊ぶか選べるようにもなったので、ちょっとスマホのパワー不足で動きが．．．という人でもストレスフリーでサクサク遊べますよ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ
サムライとは別にクノイチの行動を選べるのがターンの始めなので、それを逃さないようにするためには仕方ない仕様なのかもしれないけどちょっとめんどくさいな～と思いました。
後はサムライの持つスキルですが、１回使うと中々チャクラが溜まらず同じ戦闘内では２度使えるのは稀でした。というか僕の場合はスキルを２回も同じ戦闘で使えたことはなかったです。なのでスキルを繰り出すタイミングは攻撃系なら敵がダウンした後に使うなど、見極めがかなり重要です。この辺りもアプデでチャクラの溜まる量を増やしてスキルをどんどん使えるようにしてくれるとありがたいですね(*^^*)
『シノビナイトメア』の強化やリセマラは？
本気でシノビナイトメアを始めるなら、リセマラを☆５を引くまで繰り返すのが強くなるためには必要です。☆５のサムライの強さは別格です。☆５まで進化させることも出来ますが、進化までに必要なレベル上げやアイテム集めの苦労を考えると☆５を１体リセマラで引いたほうが断然効率的だと思います。
現段階ではシノビナイトメアを開始直後は１０連出来ません。運営からのプレゼントで幽晶石が２５個程配られるのでそれを全部ぶっ込んで単発ガチャを引きまくりましょう！約５回（１回につき５個消費）＋チュートリアルガチャ１回引けるはずです。スサノオ・ヨミ・クラマの３体がリリース直後の当たりキャラです。助っ人として各サムライを使ってみた感じだとスサノオのダメージ率がハンパなく強力な印象でしたので、当てるならスサノオがオススメです。
シノビナイトメアはサムライの装備を変更できます。武器ガチャもあって、キャラの種類もそこまで多くないので、ある程度キャラが集まれば、次は武器集めが重要です。武器はバトルで負けると破損する可能性があるので、破損したら街に行って鍛冶屋で直してもらいましょう。お金は大したかかりません。
鍛冶屋では武器を直す以外に強化や進化させることも可能です。とはいっても序盤の任務で手に入る武器はどれもしょぼいので強化させるのはもったいないから様子見たほうが無難です。どうしても勝てない敵が現れた時はサムライのレベル上げと同時に武器の強化である程度乗り切れるので、しょぼくても鍛えちゃいましょう！
それだけで遊びたくなっちゃう秀敏な音楽
音楽はとにかく素晴らしいの一言です。久石譲氏が手掛けたメインテーマはページ上部のPVから聴くことができますが、それ以外にもダンジョン探索中のBGMや温泉選びをするときのBGM、拠点画面時のBGMなどとにかくゲーム中の音楽はどれをとっても最高です。音楽を聞くためにゲームを開いてしまうくらい魅せられちゃいました！
OPに次回予告などこだわりのアニメ的演出
シノビナイトメアのアニメ的演出は力の入れ方が凄いです。チュートリアルガチャ後に始まるオープニングアニメから各章の始まりにはメインのクノイチのテーマがアニメーション付きで流れます！まさに個別のオープニングです。そして第◯話「タイトル」のようにちゃんと題名がテロップされるんです！章が終わると勝手に次回予告まで流れ出す神仕様。
こういうちょっとした演出を手抜き無しで作っている辺りは素直に驚きました（笑）単純にストーリーを早く進めたいというモチベーションに繋がります。
『シノビナイトメア』のレビューまとめ
穢れ要素やペルソナ風のバトルシステムとダンジョン探索など、新しい要素と最近の人気ゲームの良い所を上手く取り入れていて、グラフィックやサウンドの完成度も他とは違う、１ランク上のソシャゲという印象でした。
まだまだシステム的にバランスが悪いところも目立ちますが、それは今後のアプデの改善に期待するとして、後はマルチがどのように実装されるのかが気になるところです。「ファントムオブキル」や「誰が為のアルケミスト」がシミュレーションRPGだったのに対し、今回の「シノビナイトメア」はダンジョン探索なので遊び始めやすいジャンルになってるので気になる人は遊んでみて下さい＼(^o^)／
【シノビナイトメアのソシャゲ＠pp的な評価】
| 評価内容 | 評価 | 一言コメント |
| グラフィック | A | 挿絵や背景、キャラクターの2Dモデルは綺麗ですが、３Dの表現はイマイチです。 |
| サウンド | SS | 各所に流れるBGMはCDが出たら欲しくなるほど素晴らしいです。BGMは既に名作の域。 |
| シナリオ | S | アニメ部分だけ見ると明るいですが、クノイチの宿命は辛く、シナリオを通して少女たちがどう成長していくのか非常に楽しみになります。 |
| やりこみ度 | B | リリース直後ではとりあえずストーリーを進めることをメインに楽しむ感じ。キャラを強くして挑みたいレイド戦などの任務やマルチ、ランキング戦などは未実装なのでこれからに期待です！ |
| ゲームバランス | S | 穢れに侵された時のダンジョン脱出は難しく、敵を切り抜けたり宝箱を諦めるなど戦略を考えながら進まないと行けないので序盤でも十分楽しませてくれます。ちょっときついくらいが好きなら◎ |
| ゲームテンポ | C | せっかくの穢れシステムですが、温泉の回復速度が遅いので繰り返し任務に挑むことが難しいです。穢れ回復待ちによるテンポダウンは改善の余地有り。 |
| バトルシステム | A | ダウンを狙って、総攻撃やスキル攻撃を叩き込むオーソドックスな戦闘です。演出が墨画で描かれたりと爽快感があります。スキルが多用出来ないのがちょっと残念。 |
| 操作性 | A | ダンジョン操作の時、左側の画面タップで操作しようとするとたまに効きが悪かったりしました。 |
| マルチプレイの快適度 | ー | マルチは現在未実装のため未評価です。マルチのシステム次第で更に一皮化ける気がします。 |
| リセマラのしやすさ | A | １０連は出来ないもののストーリーはスキップしていけるので、ガチでシノビナイトメアを楽しむなら☆５が出るまではリセマラ必須です。性能段違い。 |
| 総合評価 | A | とにかくサウンドは必聴！ストーリーもフルボイスで意外とシリアス展開で期待できます。バトルもオーソドックスながら爽快感があるので、ダンジョン攻略を面倒くさいと感じないなら楽しめます。 |
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